人と環境と木のはなし
身近なところで毎日を支える木
いざという時の衝撃をやわらげる木材
材料で違う衝撃吸収率
資料:宇野英隆「建築アラカルト」鹿島出版会,1986
転倒時に頭に受ける衝撃力は200kg以上
転倒したとき、頭は200kg以上の衝撃力を受ける。
問題は火災が起きたとき、いかに被害を最小限にくい止めるか。
鉄・アルミニウム・木材の加熱による強度の変化
資料:Thompson,H、E,F;P,j.,vol8.の4,1968
日本の気候を考えると、夏涼しく冬温かい住宅が理想的です。
コンクリート造は冬暖かいのですが夏は外気温と同じ室温になってしまいます。木造住宅は外気温と比較した時、夏涼しく冬温かいということになります。また私たちが感じる「暑さ」や「寒さ」は温度だけではありません。湿度も体感温度に影響しています。その湿度を適度に調節する木材の調湿性も、毎日快適に過ごすためには欠かせません。
外気温と室内温度の変化
鉄筋コンクリート造住宅と木造住宅の一年間の気温の変化
資料:山田正編「木室環境の科学」海青社,1987
住宅内の湿度変化
資料:則元 京 他 木材研究資料 No.11,1977